今までできていた仕事が出来なくなって、戦力外通告とともに大阪に飛ばされて半年。
理由は勿論、病気だから。ある種、使いづらいが切る事は出来ない。まるで厄介者扱いだ。
大阪では今までやってきた仕事とは180度違ってお客のクレームから海外の案件まで様々。
そして正社員から契約社員に降格。
ようやく地上に出てきたと思ったら、この仕打ちか。
ただそれも考え方次第でどうにでもなるもんだと思った。契約社員はよく言えば自由が効く。
そんなこんなで始めた個人の仕事も最近ではようやく軌道にのって僅かではあるがお金も稼げるようになった。
好きなことして生きていく なんてコピーを見るが、それも全部が間違いではないのだと思う。
少なからず、生活できる範囲のお金は確保して、あとは好きなことして生きていく。
暮らしは以前よりも豊かになった。心も条件付きで安らかを覚えた。
それでも時にはロープをドアノブにぶら下げたくなる瞬間もある。
何もかも望んではいけない。失うものがあって得るものがある。鋼の錬金術師で言うところの等価交換というやつでしょうか。
人間、簡単に手に入れたもの価値は無いのだと思います。
僕は寿命と引き換えに好きなことで生活できる術とその時間を手に入れたわけで。
ただ、支払った対価は大き過ぎてるような気もする....
生きるやら死ぬやらなんやらと本をたくさん読みました。100点終末を迎えたくて。
でもそんなこと正直、どうだって良いと思いました。100点だろうが0点だろうが死ぬのは皆同じ。死後の世界もどうだっていい。行きゃわかるし。これもまた、未知との遭遇だね。
そんなこんな好きなことしていていたら、11月に尼崎のフェスに呼んでもらえた。
12月には大きな大きな年越しのやつに今アシスタントしているバンドが出るなど嬉しいこともある。
まだまだやらねば。