Odyssey

人生とは度々、旅に例えられることがある。

それじゃあ、旅とはなんだろうか?

目的を持たずに自分の気の向く方へ行くことなのだろうか?それとも、ガチガチに固められた計画のもと、そのレールを淡々と走ることだろうか。

結局は人それぞれなのだろうけど。

 

僕の旅とは何なのだろう。

そう思い返すと基盤は一人遊びの延長上にある。

何をするにも一人で決め、脇道へそれるのも一人。多くの景色や音、温度を見たり聴いたり、感じたりと今の自分を構築した体験はほとんどを一人で行ってきた。

しかしながら、そのまた奥にあるバックボーンは他者からの受け売りや体験に影響を受けてのこと。

 

自分で何か作り上げてきたかと言われれば、僕にはその経験がない。全く他者からの影響を受けずに自分の赴くままに始めたものなど無い事に気付く。

 

それを探すことが、これからの僕には必要なのかもしれない。

他者への依存、影響が大きければ大きいほど、本来の自分というものは味気ないものになっていく。

 

よく、自分は一人だからと呟く人を何人か知っている。

しかし、その人達の話を聴いていると、その人の後ろには僕なんかよりも多くの人が付いている。何をもって一人だと言っているのか皆目、検討もつかない。

 

そういう僕もここでは一人だと言っているものの、友人や家族はいる。

僕がここで指している一人とは、精神的な意味と東京の中でという2つの意味合いが強い。

今こうして、改めて考えてみると、この2点が結構、しっくりきた。

 

ここロシアはモスクワは、今の僕にとって重要な場所なのかもしれない。

正直、この国の文化や歴史はほぼほぼ解らない。その無知な状況に置かれることによって、今の自分の旅が進んでいるような気がする。。。

 

治るか治らないのか解りもしない病をもってしまったのは、正直、仕方がない。

誰が悪いわけでもなく、ただ、自分が悪かったのだから。なんなら、運だけで生きていたツケが今になって回ってきたんだろう。

もしくはこの運があるからこそ、生きていられるのか。

この考えは堂々巡りするだけなので、辞めておこう。

 

やれやれ、僕の旅はもうしばらく続きそうだ。